帰国後、みなさんに聞かれます。
ギリシャ、大丈夫だった?と。
島は至って平穏でした。
唯一の例外は、預金引出し制限となる数日前から、
島に1台だけのATMが現金不足で使えなかったこと。
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お金をおろせず、10日以上宿泊したホテル代を払う現金がありませんでした。
どうしようと思い事情を話に行くと・・何のためらいもなく・・
心配いらないよ。いいよ、いいよ、後で送ってくれれば。
来年も来るよね。そのときでもいいし。
それより、お金あるの? ご飯食べれるの? 大丈夫?
I'll give it to you.
もちろんgiveは、あげるではなく、貸すということでしょうが、
一方、最近の状況からギリシャのことを悪く言う報道が多いとも感じます。
この島の人は、大切なものをもっているように思うのです。
自分たちにとって大切なものを、大切にしているように見えるのです。
とても幸せそうで、こちらも幸せになるのです。
3夏連続のFOLEGANDROSへの旅。
結局、この人たちに会いに来ているんだということを改めて確認したのでした。
私たちにとって大切なものも見つかりました。
そして、旅は続きます。